「家学会」「家トレ」のありがたさ
2021-10-11
オンライン学会や歌会など歩くことと筋トレをすること
意識をもった積み重ねを家で
「家」でできることが、すっかり多くなった。秋の研究学会シーズンになったが、今季も出張はなくすべてオンライン参加。本来ならば多くの研究仲間と会うことで、日常で忘れがちな刺激をもらう機会となる。それと引き換えにして、「家」で参加できる利点を獲得しているといえようか。出張となれば金曜の夕刻、または土曜の朝から航空機で移動し、土日と丸2日間は学会会場に通い机に座り、日曜日の夕刻にそのまま帰宅するか、はてまた月曜日まで滞在するかなど2日から最長4日がかりで出張していたわけである。このシーズンは複数の学会大会があるので、2週連続などというのも稀ではなかった。地方在住者にとって誠に体力と出張費を擦り減らす所業ではあった。こうした意味では地方在住研究者にとって、オンライン開催はハンディをなくす上で大変にありがたいことでもある。
「外」へ出向いていたことが「家」で行うようになったことは他にも少なくない。10年以上は会員であったトレーニングジムも退会したのだが、家での日常にトレーニングが定着した。朝のコアトレとウォーキング、大学へは自家用車を控えて徒歩で通勤し、夕食後には家庭用のトレーニング器具による筋トレか有酸素運動を一日おきに実施する。ほぼこれが生活上に定着した。街のトレーニングジムに行くには、片道30分往復1時間を要す。今はこの1時間が、自分のものになったことで読書の時間が拡がった。その流れもあって、「家」でする仕事も以前よりも増えた。このように通勤や移動時間がほとんどないのは、1年2年と積み重ねていくと何にも代え難い蓄積となるものだ。宮崎は全国的に「平均通勤時間が一番短い県」というデータを見たことがある。平均14分〜16分程度というから、僕もそれほど例外な存在ではないわけだ。公共交通機関が都市部ほど網羅的でないことが、むしろ通勤時間を短縮させるのであろう。この1年半、すっかり「家呑み」という語が定着した感があるが、「家学会」「家トレ」も僕の場合は盛んである。
居住空間に愛着が湧く
自分の中で意識をもった選択ができる
もはや地方生活こそ浪費が少ないともいえるかもしれない。
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