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新鮮な食材がいつも其処に

2021-09-05
山積みの卵
一番上を掴んだら
宮崎の新鮮を信じているゆえに

ワクチンの副反応からもだいぶ回復して来たので、妻と母と買い物に出かけた。土日恒例のことだが、前日からの流れがあるためかこの日は違う雰囲気。開店10時からまだ10分後ぐらいであるが、多くの車が駐車場のスペースを埋めている。先日の「吉田類だれやみトーク」で俵万智さんが語っていたが、宮崎は日常からどんな食材でも優れている。野菜・肉類・魚介類に果物、どれを取っても地産地消で容易に手に入るのである。その幸福を、こうして土曜日の朝から多くの人々が享受している。何より食材の新鮮度が、都市部とは格段の差である。スーパーとはいえ、地元産の野菜などが置いてあるコーナーもあり、値札には生産者の名前が記されている。生産品によっては「・・さんの」という枕詞が付き、「美味しい」という評判が地元固有の口コミとなっている場合もある。さらには、かなり買ったと思っても東京の感覚からすると三分の二程度。ほぼ1週間の食材を想定して買うのだが、この日も7000円台で収まった。

養鶏も宮崎の大きな農産業の一つ、時節によっては鳥インフルエンザなどが心配されるほどに盛んだ。毎回、新鮮な鶏卵を買うことを欠かさないが、次第に好きな養鶏場の品種が定まってくる。白身や黄身の具合、殻の硬さ、賞味期限の長短など、目玉焼きなどを作るとわかる要素も少なくない。この日も、養鶏場を目当てに好みのものを選んで何ら不安も抱くことはなかった。帰宅して妻が冷蔵庫に入れる際に、「卵の賞味期限が今日までだ!」と気づいた。そういえば売り場で一番上に重ねられた商品を無造作に手に取り、「賞味期限」の確認を怠ったことを思い出した。それほど宮崎のスーパーの売り場の新鮮度には、信頼を置いていたということでもある。後回しにせすぐさま僕が一人でスーパーへとんぼ返り、サービスコーナーにいる馴染みの店員さんに事情を話した。もちろん「すいません」と9月20日までの商品を売り場から持って来て交換してくれた。それにしても商品管理上、なぜこの日が賞味期限の鶏卵が売り場にあったかは疑問だという様子。業者を含めて確認しますと真摯な対応には頭が下がる。こうした馴染みの店員さんの対応があるのも、宮崎の大きな特長である。

レジからお惣菜担当になった馴染みの方も
「目井津漁れ」魚介類なども豊富に
この暮らしやすさこそ、輸送費をかけないSDGsな社会が目指す見本ではないのか。


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