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縁が織りなす夢と希望ー吉田類さんトークショー本日!

2021-08-28
10年前の自分
酒場(Bar)のカウンターで描く希望
人と人との縁が織り重なって

「国文祭芸文祭みやざき2020」のイベントにて、「酒場放浪記」で著名な吉田類さんトークショーに出演することになった。座を連ねるのは伊藤一彦先生と俵万智さん。当初は日南市で行われるはずのイベントであり、第1部トークショー・第2部交流会・翌日に飫肥散策、という豪華なプログラム内容であった。しかし、今月になっての急速な感染拡大で内容の変更が余儀なくされた。僕は当初、第二部で現地の食と酒を味わいながらの交流への出演を依頼されていたが、現状で「飲食」などまず不可能な状況となりトークショーのみに集約、計4名でのトークをYouTube配信し日南市にも行かず宮崎市内に会場が設定されるという計画になった。まずはこの変更の中でも、僕の出演機会が維持されたことにこの上ない感謝の意を述べておきたい。これも宮崎での伊藤先生・俵万智さんという日本の短歌を代表するお二人と交流させていただいているご縁の賜物である。あらためて短歌に向き合うには、これ以上ない環境に僕が置かれていることを自覚する。まことに、人の縁とは歌の縁である。

さて、吉田類さんとも以前からご縁がある。小欄にも記録があるのだが、2010年6月5日(土)に東京は神保町の東京堂書店で開催された有田芳生さんと吉田類さんとのトークショーを観覧に行き、その後の二次会にありがたくも参加させてもらったのである。既に当時は僕自身も常連客となっていた神保町・Bon Vivantという類さんも馴染みのBarで、ともにグラスを傾けたのである。細やかな気配りと常に楽しい話題を展開する類さんのお人柄にも触れ、一介の高校国語教師だった僕は大きな夢と希望を抱いた記憶がある。俳句や絵画など自らの芸術的な面を活かし、「酒場という聖地」を縦横無尽に歩き、その魅力を引き出す類さんの存在にすっかり魅了された貴重な一夜だったのだ。あれから11年、類さんと交流した3年後に宮崎に赴任した。その後も上京するたびに、神保町Bon Vivantには必ず顔を出し続けていたが、コロナ禍となって止むを得ず中断している。そんな中で類さんが宮崎にいらして、トークショーに僕が参加できる光栄をなんと言葉にしたらよいのだろう。今日もまた、僕にとって記念日のような一日になるだろう。

国文祭芸文祭みやざき2020「だれやみ文化大学」
「吉田類トークショー」28日14:30〜16:30
YouTube配信(1週間ほどは閲覧可能)


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