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イベントのオンライン化に思う

2021-08-23
手軽に自宅で視聴できる
だがやはり臨場感を味わいたいのだが
ライブの真の意味も考えよう

第5波の感染拡大を受けて、この夏のイベントが次々とオンライン化している。スケジュールを書き込んだ手帳にも、「オンライン」と加筆することがしばしば。昨年はともかく今年こそは会えると思っていた人々に、再び会えない残念さが付き纏う。人に直接に逢えるライブ感の重要性を、今あらためて考え直す日々である。夏の日の出逢いの多くが「オンライン」というのも、ある意味で寂しいものである。さらに言えば、今後の秋以降のイベントもどうなっていくのだろうか?6月ごろまでは、「夏8月のイベントなら大丈夫でしょう」というやりとりをしていたことが思い返される。一寸先は闇、果たして1ヶ月後、10月以降の世界はどうなっているのか?誰も知らない。その反面、米英のワクチン接種後のスポーツイベントなどの開放的な政策を僕たちは見せつけられている。大谷翔平自身のパフォーマンスもそうだが、試合の観客の状況は異世界のことかと思うほどだ。だがしかし、米英とも再びデルタ株による感染は深刻であるらしい。

この週末に牧水の生誕地・日向市予定されていた「牧水短歌甲子園」もオンラインとなって、紙上審査とともに判者の講評を中心とした映像が後日にYouTube配信されることになった。1泊2日で観戦に行こうと考えていたので、誠に残念なことになった。東京から来訪するはずであった笹公人さんにも2年続けて会えず、高校生たちの白熱した短歌の舌戦を壇上で観られないのは夏が終わらない感じさえする。仕方なく自宅にいたので、やはり高校生が参加する「高岡万葉短歌バトル」をオンライン配信で視聴した。宮崎商業高校の生徒さんも出場しており、先月の国文祭芸文祭みやざき2020で本学附属図書館に来訪した顔ぶれが短歌に向き合う姿を身近に感じながら多くを学ぶことができた。「高岡」の試合の様子を生中継で観たのは初めてであり、オンライン化による貴重な機会でもあった。秋からの研究学会も既に「オンライン実施」のものもあれば、会場対面1日実施と録画視聴のハイブリッド型のものもある。現実問題として、来月再来月に移動を伴い学会会場まで出向く予定は、現状では立てづらい。宮崎から県外に赴かない日々が、既に10ヶ月目を迎えようとしている。

そしてパラリンピックが開幕する
「フジロック」などのイベントが開催されている報も
「オンライン」は地方を感じさせない利点はあるが、ライブへの道は遠い。


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