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あくまで思い込まないこと

2021-08-20
どうしても「自己本位」に捉える人間
思い込みが重大な危機となってしまう
「自分は大丈夫」と検査などを避けないことだ

どうしても毎日のように、新型コロナのことを考えずにはいられない。全国的に危機的な感染拡大状況の中で、デルタ株の感染力の凄まじさは人間の想定を超えるのではないかと思うようになった。昨年であれば家族や職場でこれほど感染が拡がることはなかったものが、接触したほぼ全員に感染しているような印象を受ける。感染事例の報道を聞くに、所謂「マスク・手洗い・三密回避」でも防ぐことができていないのではないかとさえ思うことがある。「マスク」はより密着度を高く着用し素材は不織布、手洗いは20秒×2回で洗う部位を変えて手首まで入念に、人との接触場面では換気の徹底とともに可能ならば15分以内など、自ら対策を増量する意識を持ったりしている。ウイルスはエアロゾルとなり空気中にも浮遊する、デパ地下を中心とする感染はそれを顕著に物語る。身近なスーパーやコンビニでも、決して気を抜かないことである。人間はどこかで「自分は大丈夫」という思いがある。たぶん感染した人々の多くが、そのように思い込んでいたのではないか。

自宅療養を余儀なくされ命に危険が及ぶケースが後を絶たない。全国各都道府県の感染者数は拡大の一途であるが、実質的には発表された数の3倍とも5倍とも言う専門家もいる。「自宅療養」以前に「自分は風邪だ」などと思い込んで検査を受けないことは、厳に慎むべきであろう。報道されている事例でも、容体が急変し緊急搬送された時点で厳しい事態となることも少なくないと云う。年代も問わずワクチン接種を2回済ませていても、感染をすることは明らかである。この1年半の間、地球上の人間は「自己本位」な思い込みでこの新手のウイルスに向き合って来ている。だが「三密回避」でも「ワクチン」などの策を講じても、簡単にウイルスから身を護ることはできない。ましてや科学的とはまったく思えない為政者の喧伝やそれに乗じた報道などを、決して簡単に信じてはならない。自分の命に向き合う上でも、ここまで「自己責任」を問われる社会になっていることに自覚的にならねばなるまい。まずは「思い込み」を排すること、研究でも教育でもそれが基本であるはずだ。

今まで以上に自身の体調に眼を向けること
千葉真一さんのコロナによる逝去の報も
ご冥福を心よりお祈り申し上げる。


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