眼の前の人を思いやること
2021-08-15
初盆に逢った様々な人の思いやりそして何より親族としての愛情
国全体が失いつつあるものが此処にある
一口に「宮崎」と言っても様々な地域がある。今回の第5波の新型コロナ感染拡大を見ても、やはり宮崎市内での感染者数が多く、それ以外はクラスターが起きない限りは極端に多くはならない。人の移動の中心は、やはり県庁所在地で顕著だということがわかる。またただ単に人の移動の問題ばかりではなく、人と人とが啓発し合うように言葉を掛け合う意識があるかどうかも大きいのではないかと思っている。昨日にも記したように、義父の初盆で3日間を妻の実家で過ごした。これほどに多くの人々が、葬儀以来の弔いに義父の霊を悼む気持ちを寄せてくれることに心を打たれた。その多くの人々の言葉には感染対策を含めて、どれも思いやりが感じられたことも大きな収穫だ。
多くの人が初盆に訪れてくれる前提として、義母や妻ら親族の義父への深い愛情があるのだと思う。何よりこの初盆の様子を見ていて、義父は実に幸せな人生であり今も浄土へ幸せな歩みをしているであろう。それは何より遺された親族の思いが厚いゆえの所業ということになる。教育でも社会でも、国の境を越えた関係であっても、何より大切なのは眼の前の人を思いやることである。夫婦の思いやり、親子の思いやり、兄弟姉妹の思いやり、初盆という機会はあらためて僕らにそんなことを教えてくれる。向き合っている相手がどんな思いで過ごしているか?それを相手の立場になって想像する。「思いやり」という言葉が大切なのではなく、思考や行動にその「想像力」が伴うかどうかなのだ。
あなたの大切な人は誰ですか?
まずは眼の前の人の立場になること
人が生きる原点を考え直す時間を過ごしている。
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