仕事の雨に傘はさせない
2021-06-18
今は降っていないと家を出るといつしかポツポツと雨に濡れることも
どう整理しどう捌いていくか
南九州は梅雨入りが早かったせいで、もう慣れた感はあるが湿度の多い日々は辛い。1日1万歩を最低限の目標にしているが、自ずと六月は目標達成をしない日もありがちだ。雨雲を見上げながら「この程度なら」と、多少の雨なら朝も近所の公園までは歩きたい。エンジンであれば「アイドリング」、身体を覚醒させる朝の3000歩程度が貴重だ。大学まで歩いて行けば、それでもう5000歩程度、まだ午前9時になる前に目標の半分を達成するように「先行」するのは独りで優位に立った気分にさせてくれる。それでも時折、歩いてしまって失敗したと思うことがないわけではない。Gore-Tex(ゴアテックス*防水性の高い靴の素材)を使用した靴、やや大きめの傘など防御にも用意周到なのだが、南九州の雨は時に強引に暴れることがある。衣服や背中のバッグの濡れ具合を気にしつつも、邁進する自らの姿が象徴的に思える時もある。雨と同様な要素を持って「仕事が降ってくる」と感じてしまうことがあるからだ。
実行委員長を務める「日本国語教育学会西日本集会宮崎大会オンライン」開催が、週末に控えて大詰めの作業・調整・連絡が進行中。実行委員会の先生方のご協力もあって、何とか順調な開催へ目処が立った。視聴申込数もほぼ200人と最低限の目標は超えた感がある。これと同時進行で「国文祭・芸文祭2020みやざき」の大学附属図書館連携企画の運営が進む。来月に向けて諸条件の整備が急務である。附属図書館関係では、九州地区の国立諸大学と連携する部会の長も輪番で仰せつかっており、関連した諸連絡のメールが多数届けられる。さらにこのタイミングでオムニバス講義が2つ追加され、前期の後半は授業コマ数が増加する。自ずと授業準備や学生課題へコメントする作業が増量する。そして研究分野では、母校文学部の研究誌の委員をしており、この日もその仕事に関する内容がメールで届いた。母校の先輩とそのやりとりを通じて、学部の仕事に関しての大変さを語り合うことで少しは癒されたりもしたのだが。どうやら仕事の雨には、傘もさせない梅雨時のようだ。
帰宅して夜にはありがたいお電話が
新刊予定の著書原稿に対する助言をいただき
ずぶ濡れでも生きる芯を支えていただいているありがたさに救われる。
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