「雨に唄えば」のように過ごしたい
2021-05-21
濡れることなど気にしない心の余裕と踊る心
豪雨と共生していくために
毎日のように、容赦なく雨が降り続く。身体を気遣うことも求められるとともに、心まで打たれないように過ごしたい梅雨。夕食後に過ごす時間においても、外の雨音が激しくスマホで雨雲の流れを見て状況を伺うことにも慣れた。最近は最低でも「1日1万歩」は歩く目標があるのだが、雨によって聊か怯み気味であることは否めない。雨中を歩くのも嫌いではないのだが、降水量の度合いによっては衣服がズブ濡れになる可能性もある。そこで先ほど記した「雨雲アプリ」は大変に強い味方である。向こう1時間ぐらいの当該の場所の「雨雲の動き」がよくわかる。ほぼそれに従えば、間違うことはない。これから10分間なら歩いても濡れない程度だ、などと予報を信じる日々である。
小学校後半3年間を担任してくれた先生の専門は「音楽」であった。その先生が卒業文集に書いていた内容は、「英国人は傘をささない」であった。実際に「傘をさすかささないか」という問題よりも、「心の余裕を持って生きていこう」というような趣旨の文章だった。いつもタンバリンを持って明るく唄うような雰囲気の先生で、細かいことよりも「人生前向きに」を教えてもらった。まさに1952年の米国のミュージカル映画「雨に唄えば」のような気分、傘はアクセサリーで濡れても笑顔で唄い続けるのが好きだ。一転、この列島の住人は「梅雨」と上手に付き合ってきた歴史もあり、降り込められても耐える素性があるようにも思う。ズブ濡れになる気はないのだが、「雨に唄えば」のようにせめて明るくこの時節を過ごしたいものだ。
雨の中を歩くことで
自然の呼吸が聞こえてくるような
今日もまた雨音が・・・・・
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