令和になって丸二年
2021-05-02
風薫る五月令和改元の日が忘れられぬ
あの日の気持ちを大切に歩む
五月へ暦をめくると、何か新しいことがあるような気がした。ちょうど「令和」へ改元されて丸2年、その日からの歩みを思いつつ新しい明日を夢見るような心境である。信念として「思い続けたことは必ず現実になる」は、これまでの人生で体現してきたことだ。風薫る五月に身を任せ、細胞次元で新陳代謝が日々起きているように新しい自分を築いていきたい。「風薫る」と言うには風があまりにも強い一日であったが、陽光も海も明らかに五月の色になった。初夏の気分が誘発するものを掴みながら、宮崎の海岸線を眺めているのは爽快だ。
令和の丸二年間のうち、半分以上は「新型コロナ」に覆われた時世となってしまった。しかし、どんなに世界が変わろうとも己の生きる軸の確固たるものを持つべきと思う。いやむしろ「軸のあるブレない人」かどうか?を新型コロナ社会が炙り出しているとも言えるかもしれない。夫婦の愛情や親子相互の慈愛、親戚それぞれの身の処し方、職場での意識の深浅、店舗経営者の信念と心の持ち様、そして僕たちはどんな地方自治体に住み、どんな国に税金を払って身を委ねているのか、そんなことを尽く新型コロナが炙り出している。「今ここにある」幸せを強く実感しながら、新たな「五月一日」を生き始める。
海を見ていた午後
日向灘を眺めその雄大さに抱かれ
「五月一日」を固く胸に
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