新しい図書館を創った人々
2021-03-30
図書館事務の方々へ感謝永年勤続でご退職の方も
専門職が支えているということ
年度末となって退職や異動の時節となった。例年であれば送別会などが行われる弥生3月であるが、新型コロナ感染対応で宴を持つことはできない。比較的、公の場で退職や転任のご挨拶が為されるのは、何とも名残惜しく思うのは僕だけであろうか。「惜別」に「惜春」のことばがあるように、足早に駆け抜ける春というのは誠に惜しまれるものである。それまでに築いてきた仕事の円滑な流れがある場合はなおさら、まだまだ同じ環境で働きたいものだという気持ちが強い。僕らのような仕事の場合、多くが事務方に支えられていることを、あらためて深く感謝する日々である。
事務方にも個々の分野のスペシャリストの方々がいる。大学内でも様々な分野があるのだが、図書館という大学の心臓部において長年にわたり貢献いただいた方の退職は特に惜しまれた。僕が副館長となってから図書館改修工事もあり、全国の大学の多くの図書館を視察したり、改修案を模索したり、新しい部屋の名称を考案したりと思い出は尽きない。こうした動きにいつも地道に丁寧に穏やかに取り組んでいただいた方々の誠意が、現在の新しい附属図書館を形作っている。特にどこに名前が刻まれる訳ではないが、至る所にその事務方メンバーの方々の志があることを僕は知っている。
人生は新陳代謝が必要である
変わりゆくことで新鮮味が保たれる
退職・異動の方々の豊かな前途を祈りつつ、さらなるよき図書館を目指す。
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