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動かぬ大地になぜ驚かぬVol:2

2021-03-16
1855年安政江戸地震(推定M7.1)
1894年(明治27)東京地震(推定M7.0)
1923年(大正12)関東大震災(推定M7.9)

今年の大河ドラマで、幕末からの渋沢栄一の生涯が描かれている。江戸末期、江戸城なども襲う大地震が起こる場面があった。「安政江戸地震」であるが、その歴史をこの大河が描くまで知っていた人は少ないだろう。僕の世代でも「関東大震災」のことは盛んに教え込まれたが、それ以前の歴史はあまり教えられなかった。調べてみると冒頭に記したように明治27年にも同程度の規模で「東京地震」が起きており、その周期を考えると今この時も心配が拭えなくなる。もちろん東京のみならず、近世以降の地震を調べると各地で頻発しており、僕らがいかに歴史上の少ない情報しか知らない無知を思い知る。この列島には必ず地震が起こるのである。

「東日本大震災」から10年ということで、多くの報道番組や特集番組を目にした。しかし肝心なのは、今も続く日常から地震への備えを意識することだろう。今こうしている間にも、列島のどこかで大地震が発生するかもしれないのだ。もちろん「南海トラフ」を始め多くの地震予知が為されて喧伝はされている。昨今は「何十年以内の発生確率」などが提示されるが、降雨の確率以上に敏感には反応しづらい。諺に「天災は忘れた頃にやって来る」と云われるが、まさにそれぞれの歴史を省みれば多くの人々が地震に急襲されている。幕末の黒船来航で「尊王攘夷」が叫ばれる社会情勢の中、地震は容赦無く江戸を襲ったのだ。ある意味で「無情な自然」に見えるが、人間の愚かさが試されている気もする。安政江戸地震から166年、為政者も庶民もそんなんに進歩はしていないなどと考えたくもなる。

今あなたの住む土地にも
「大地が動けば地震と驚くが・・・」
いつも肝に命じたいこと。


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