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郵便物の楽しみ

2021-02-25
デジタル時代に物理的郵便物の楽しみ!
特に新刊書籍を開封する際のワクワク感
装丁や目次とあとがきなどを読んで・・・

帰宅して気が惹かれる大きな材料が、その日に届いた郵便物である。研究学会の案内や学術雑誌、県や市からの様々な通知、贔屓にしているサプリや日用品関係の広報、時に既に不要な情報が紛れていることもある。それでもだいぶデジタル化を進めて、「紙」の郵送物を減らした自負はある。カード会社の明細などは明らかにWeb上の方が便利で地球環境にも優しい。郵便物一つをとってもデジタル時代を実感するのだが、やはり紙の書籍が届くのは誠に大きな喜びである。親しくする歌人の方からの歌集、研究学会の仲間の学術的な新著、さらには多分野に及ぶ新刊書、いずれもパッケージを開けてページを開く際の楽しみは言葉にならない極上の嬉しさがある。

昨日も大学の先輩の新刊書が届いていた。長い間、『百人一首』関連の書籍を執筆されてきた方で、アニメ「ちはやふる」の公式ガイドブックも手掛けていた。そこを足掛かりに、今回は和歌短歌全般を題材にして「二首読み比べ」を肝に据えた内容構成。昨年から僕自身も研究学会のパネル報告などで「和歌短歌二首の読み比べ」を提案していたので、「一本先手を取られた」というライバル心も蠢めいた。それにしても「和歌短歌」が多くの人が親しむように書かれた書籍は、大変に貴重である。しかも研究者・歌人のみならず多彩な分野の執筆者が書く必要もあろう。早速にメールで届いた旨に御礼を申し上げたが、内容を読んだら封書で感想をお送りして、先方の郵便物の楽しみを創ることを通例としている。

出身大学の多彩な書き手の人々
そしてまた僕自身も新刊に向けて歩む
文筆の楽しみこそが人生の活かし方である。


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