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学生たちの心のうた

2021-02-07
地域定着推進事業担当講義
「かけがえのない今を短歌に」
新型コロナに揺れる学生たちの心

担当となって既に4年目を迎える地域定着推進事業による講義。9回はオンデマンド方式のe-ラーニングコンテンツが作成してあり、6回分を2度にわたる対面講義で15回を完結するものである。コンテンツ作成当時は、かなり労力と時間を要したものだが、まさにこの新型コロナの時代を予見していたかのように、今や「オンデマンド」(いつでもどこでも受講学生の要求に応じて、Web上の講義動画や音声で自分で学べる授業形態)は大学授業の一つのあり方になって来ている。これを作成した時の経験や、助教や事務の方々とのやり取りは、今年度の授業構成に大いに活かされたわけである。この日は、シラバス通りであれば対面講義の実施であったが、宮崎県独自の緊急事態宣言も未だ解かれておらず、やむなく同時双方向システムによる遠隔講義を実施した。

今回の講義は、受講者すべてに短歌を詠んでもらうのが主眼。既に宮崎大学短歌会でオンライン歌会を繰り返しているので、その方式を応用して実施した。まずは俵万智さん最新歌集『未来のサイズ』から「新型コロナ」の世相で詠まれた短歌7首から1首を選びコメントをする。これで短歌創作頭になってもらい、30分の時間を提供しその間に受講者は即興で短歌を創作する。自宅の部屋に籠ったままもよし、自宅近所に散歩に出てもよし。テーマ詠「新型コロナ」に学生たちのどんな生活が反映されるかが楽しみであった。その後、オンラインシステムの「投票機能」を使用して互選票を入れてもらい歌会開始。予想以上に充実した評を語る学生が多く、学生らと短歌の相性の良さを実感した。起きたばかりで同時双方向授業のPCに向き合うと友はおめかししていたとか、オンライン講義で見た人がキャンパス内のリアルでは芸能人に見えたとか、なかなか生々しい学生たちの心のうたを共有でき、「短歌県みやざき」の地域の特長を存分に伝えることができた。

成人式中止の思いを述べたうたも
助教の方や事務の方も歌を提出してくれた
学生たちの生の声を、僕らは歌を通してもっと聞くべきだろう。


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