人に会わないゆえにどうするか?
2021-02-05
一方的ではなく相手を尊重することSNSで自分を開放するなどでも
相手に伝わり相手を理解しよとするか
生身で人と接触する多くの機会が、断たれている。また飛沫防止を意識すれば、たとえ接触したとしても雑談は慎むのが礼儀となってしまった。自宅のある町内を散歩していても道行く人に挨拶をする際には「いい天気ですね」などと添えていたものだが、どうも躊躇してしまうことも多くなった。まだ町内の人が見知らぬ人であっても、「挨拶」だけは健在なのが救いではあると思うのだが。いわば人と人とが会って、主なる目的以外の行為を切り捨てなければならない。雑談しかり飲み会しかりである。従来はこうした時間の「余白」の行為こそが、人と人とを親しくする大きな役割を果たしていたことにあらためて
気づくのである。
前述したような「余計」なことを「余白」の時間に「余分」に実行できることこそが、「平和」で「平穏」で「平常」なのだとあらためて知る。心に「余」があってこそ、「遊び」があり、そこに人の心が潤うものが生まれる。雑談や飲み会を疎かになって来た社会を世知辛いと評していたことがあったが、大切にするべきものを大切にしないと先方から逃げてしまうという道理なのだろう。だが「人と会えない」現実があっても、いかにその空白を埋めるかを考えるのが前向きな生き方だ。大学講義などでもオンライン化によって、その向き合い方が明らかに問われた。「現実が厳しい」ゆえに、何をどのようにしようとするかという信条や意志が大切かと思う。
家電品の売り上げが好調と聞く
少なくともスマホという大きな味方がいるのであれば
物事は逆手にとって決して動じずとありたいものだ。
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