青島に祈りを込めて
2021-02-01
147段の石段を登る脚力遥か海上に見える青島の美しさ
1日も欠かさず祈りを捧げる
1月尽日を迎えたが、新年の空気をよそに新型コロナに更に翻弄された1ヶ月であった。年末年始からのこの時期、例年は「早い」と感じるのであるが、今年は意外と「長い」と感じてしまった。時間意識は人によってそれぞれであるが、「短い」が良い場合もあれば、「長い」が良い場合もある。同時に全く反転した意識もあり、要はいかなるものに自己が向き合って生きているかが肝要と思う。僕の場合、この1月が「長く」感じられたのは、論文を2本執筆でき、さらなる次の原稿への構想が固まったからだろう。日々を「生きた」ものにするために犠牲になるものもあるのだが、トータルして均衡を保った過ごし方をすれば、自ずと「実が詰まった」時間と思うことができる。
この1ヶ月欠かさず実行してきたことは、近所の高台公園に登り青島に祈りを捧げてきたことだ。147段の石段を登ることも習慣とすれば、特に苦しいこともない。もしその習慣がなければ、それだけ足腰が衰えることになる。高台から見える青島は、なぜか海面から特段な隆起をして浮き上がって見える。その姿の美しさから、祈りを捧げれば必ず願いが叶いそうな気がする。実際にこの1ヶ月で、ありがたい話がいくつか舞い込んだ。青島神社の存在もあるが、日々の中で自然に祈る気持ちは精神の安定をもたらせてくれる。自然の中で「生かされている」ということ。何も力をも入れず、冷静に自己を内観する時間が貴重だ。
自らの脚で歩むちから
様々な人々が寄り添ってくれる幸せ
今日もまた青島に祈りを込めて。
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