過信か盲信の病い
2021-01-26
健康習慣のいろいろなぜ?その行動をしているのか
自分の外側に出てよく考えてみよう
人間ドッグから1週間が経過したが、結果票はまだ手元に届いていない。受験などでもそうだが、自分が試された後にその結論が出るまでは宙に浮いた心境である。その一方で、根拠のない確信があることも少なくない。受験なら「必ず合格している」と、自らを過信して待つのも一つの手ではある。しかし、どのような結果が出ようとも受け止める心の広さも必要だ。大学受験の際は「第一志望が駄目なら予備校に行こう」と決意をして合格発表を見に行ったところ、自らの受験番号を掲示板に見つけることができた。何事も人生の道は、其処で終わりではない。よく若い人がちょっとしたミスをすると「終わった」と言うが、そう簡単に「終わる」などということはないのだ。
健診は「悪いところを見つけに行く」のではない、「健康である度合を確かめに行く」のである。加齢とともに様々な数値も、次第に変化して来るようだ。それでこそ必然でもあり、考え方の切り替えが必要ではないか。人はどうしても、自らが全盛だった頃の感覚が維持されていると思いがちだ。高齢者による自動車運転の事例などを見ると、その過信が事故の大きな原因になっている。変わりゆく自分を受け入れられない、それこそが自らを危険に曝すことになる。ついつい毎日行なっていたことで、健康習慣だと思い込んでいたことがある。妻とあれこれ対話していて、考え直すべき行為だと悟った。誰しもが「良かれ」と思ってやっていることを、客観的に見つめ直すと健康を害する行為であったりする。過信と盲信が、人間の何よりの「病い」なのかもしれない。
過ぎたるは猶及ばざるが如し
科学的に客観的なコロナ対策を願っているのなら
まず自らの行動を見直すことから始めよう。
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