「意志」を持って生きる
2021-01-21
100年に1度の歴史的困難の渦中どのような「意志」を持って行動するか
「新型コロナだから」を言い訳にせず
朝目覚めるのは「生れる」ことに等しく、夜寝るのは「死ぬる」ことに等しい。そんな趣旨が巧みに詠まれた短歌を読んだことがある。「死」など言葉に出すのは不吉であるようだが、人は「死」を考えてこそ「生」を充実させ全うすることができる。そういう意味では、今朝もまた「生れた」わけだが、誕生日である今日は特に起き上がると深い感慨があった。母から聞かされている出生時間は、5時20分過ぎぐらいであったか。その日から始まった自らの「生」の営みを、また今日も迎えられたことに感謝である。何より「生」を与えてくれた両親には、あらためて感謝の言葉を贈りたい。コロナ禍で両親と遠距離ならば会えないところを、現在はともに宮崎に住んでいることにも深い幸せを覚える。
人間にとって「生れる」というのは、「意志をもつ」ことではないか。もちろん新生児の際に自ら「意志」があるわけではないが、親の深い愛情の「意志」をいただいているはずだ。授かった「命」を「活かす」や否や、かの坂本龍馬は自らの「命」をはじめ「お金」などを「生きたもの」にすべく行動していた。そこには強固な「意志」が感じられる。どんなに困難なものに遭遇しても、ブレない「意志」があることが肝要だ。現況のように新型コロナで一変した時代下にあっても、状況や環境を言い訳にしないのが「意志」であろう。龍馬は「私心ありては志と謂はず」と言ったとされるが、まさに「大きな世界」の中で自らの命をどう「活かす」かが大切だと思う。
「今日は再び来らず」
恩師らの声が聞こえてくる
誕生日にあらたな「意志」を確かめて歩む。
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