玄関の実はくれてやるから
2021-01-20
玄関に実る千両・南天CDを吊るして防御したのだが
鵯か百舌かたくさん門扉にいる光景も
自宅外構の門扉を入ってから玄関扉まで、何種類かの植木がある。中でもこの時期に楽しめるのは「千両」や「南天」の実である。お正月用の切り花にもよくされる朱色の実をつけるセンリョウが、今年は特に二株も熟した実をつけていた。また「南天」の方もまさに天に向かい繁栄するごとく、枝の先端部分に山吹色の実をたくさんつけていた。植物が実る姿は、時間経過を可視化し自らの熟成が宿るようで縁起が良いと思う。季節ごとに家でこのような実りが感じられるのは、一戸建てならではの楽しみでもある。しかし、その実が昨年は一瞬のうちに何者かに食べられた。対策として今年はCDを各幹に吊るしておいたのだが・・・。
先日、妻と帰宅するとその玄関あたりに多くの鳥が集まっているのが見えた。大きめな鳥でスマホの「鳥判定機」アプリで撮影しようと試みたが、近づくと向かいの家の樹木に逃げ去った。門扉周辺と外壁の上などには、以前から複数の糞があるのは気になっていた。その糞の一部に「南天」の実が混じったものがあったのが、1週間ほど前であろうか。少しづつ時間をかけて、鳥たちは威嚇の「CD」が危害を加えるものではないことを確かめていたのかもしれない。青光りするCDの裏面は光に反射すれば鳥たちの脅威であろうが、反転してしまうと何ら効果は薄い気もする。そしてとうとうわずか1日にして、先に「南天」が、その後に「千両」が食べ尽くされた。
これも自然の摂理
鳥たちの生きる力に感服
自然の循環の中に僕たちは生きている。
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