変異ウイルスや後遺症のことなど
2021-01-16
入国者から確認されたと言うのだが発見した頃には既に水際で止められない
「インフルエンザ」程度ではなく後遺症も多いらしく
新型コロナウイルスは、まったく得体が知れないものだとあらためて思う。昨今話題になっている「変異ウイルス」に関しても、入国者から「英国型が確認された」と報じられている。だが「南アフリカ型」とか「ブラジル型」などがあることが判っており、一筋縄ではいかない複雑な現況が窺えよう。約10年前の「新型インフルエンザ(一部に「豚インフルエンザ」とも)」の際にも、当時の厚労大臣が「水際対策強化」などと報道に発言しているうちに、既にウイルスは国内に蔓延していたのを思い出す。現在も「入国者」から数える程度にしか確認されていないように報じられているが、実は国内の歯止めがきかない感染拡大は「変異ウイルス」も絡んでいるのではないかと思いたくもなる。(もちろん、まったく根拠のない推測であることをお断りしておく)この爆発的な感染拡大は、時節が冬季とウイルスの蔓延る条件だというばかりではなく、他の要素が関係していると考えた方が穏当だと思うからだ。
またこのウイルスの厄介なところは、「無症状感染者」の存在である。20代30代の若者を中心に「無症状」ゆえに罹患の自覚がなく、この者たちが会食や家族内で年齢が高い人々に感染を拡大させているという図式である。昨年4月5月ならばほぼ完全に感染経路が追えた宮崎県内でも、現在は「感染経路不明」が急増していると云う。先日も大学附属図書館内で学生同士の会話を耳にしたが、軽い「倦怠感」とか「インフルエンザみたいな症状」を自覚する学生に、他の学生が「PCR検査」を勧めているという内容であった。さらにはこのウイルスに罹患すると、若者でも後遺症に悩まされる事例があること。倦怠感が常に伴ったり、抜け毛などが急増するのだと云う。やはりその場限りの症状ではなく、遺伝子系を破壊するような怖さをこのウイルスは持っているのではないか。あまりにも急速な感染拡大は、明らかにウイルスは感染力を強めている。仮に「原ウイルス」であったとしても、明らかにその性能を強化していると考えた方がよさそうである。
まずは「共通テスト」が無事に終わることを祈る
5年ぶりぐらいでこの週末は担当を外れた
宮崎のスポーツキャンプも無観客を県が要請している。
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