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ゴールなど勝手には定まらない

2021-01-10
回数の決まっていない腹筋・腕立て
数の決まらない単語暗記
難行苦行とはゴールの見えないこと

NHK朝の連続テレビ小説を観ていて、主人公の「おちよやん」が劇団一座の座長に「終わりのない家事」を言いつけられる場面があった。「やることをやったら芝居の稽古をつけてください」と懇願するが、何より家事雑事が終わらない。そんな境遇の「おちよやん」の下積み生活が描かれていた。僕なども中学校の部活動の折に「終わりの見えない」練習を強いられた経験はある。だが、それは練習効果よりもあくまで精神論的な先輩の強制でしかなかった。高校での部活動は優れた指導者に巡り会えたので、実に合理的な練習に出会った。腹筋や腕立てなどの筋力トレーニングは「・・回 ×・・セット」と「目標」が定められていた。それは受験勉強の単語暗記などに活かされ、早朝30分間に毎日「単語20単語」などと定めると効率的に暗記ができた。

人間が効率的に成果を上げるには、前述したような行動慣習が必要である。だが今回の新型コロナ禍は「終わりが見えない」ところが最大の難行苦行であるとようやくわかってきた。「終わり」どころか「一寸先」が見えない。だがこの国では特に「あらたしき年の初めの・・」と和歌にあるように、新年となれば「あらたまる」のだとどこかで思い願っていた。正月の玄関飾りにも、初日の出に祈るにも、今年は明るい年になるだろうと願い込めた。しかし、この年明けの急激な感染爆発とも言える状況が全国を襲っている。これほど先行きの見えない年もないだろう、という感覚に陥り新年も10日が過ぎた。まだまだ持久戦の構えで、コロナ禍の「腹筋運動」で苦しまねばならない。それゆえに、ここで焦ってはいけない。理不尽な難行苦行が世界に蔓延ったのは、どこかで近現代的な「人間」の自然への悪態が原因であるのかもしれないとさえ思う日々である。

日々を丁寧に生きること
「持久戦」を予想した研究者も少なくなかった
明るい出口がまったくないわけではないはずなのだから。


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