宮崎県緊急事態宣言
2021-01-08
県独自の「緊急事態宣言」10万人あたりの感染者全国ワースト3位
我慢と待つことのしばらく・しばらく
宮崎県内の感染者が、この日は100人を超えてしまった。30人台から80人台、そして100人超までがあっという間であった。明らかに昨年の春先よりも感染力が強まっている。家庭内にウイルスが持ち込まれると、ほぼ全員が間違いなく感染する状況だ。何が緩くていけなかったのか?と詮索していても始まらない。また感染者を責めることは厳に慎むべきである。しかし、どこかこのウイルスを甘く軽く見ていた傾向がないか?僕自身を含め、県民各自が胸に手を当てて考えるべきと思う。首都圏に比べて「宮崎なら大丈夫」という根拠のない安心に依存していなかったか?「日常をいち早く取り戻したい」という気持ちが逸り過ぎて、対策が不十分に陥っていなかったかを今一度自覚すべきであろう。
出身が東京である僕たちは、どこかで「東京に比べて」と考えがちである。しかし「10万人あたりの感染者」も全国でワースト3位、つまり「東京」などに状況が近づいているわけである。病床数などを考えると「東京以上に深刻」なのが今の宮崎かもしれない。県が独自に発出する「緊急事態宣言」で外出自粛や時短営業となり、人と人との接触が8割減らされれば、感染者数は減っていくであろう。だが現状で出ている数字は、過去2週間の「結果」である。ここ数日の増加率からすると、まだ増えはしないかと怖さが先立つ。これで大学講義も再び完全オンラインがしばらく続くだろう。これらはいずれも僕たちが、昨年の春先から初夏に経験して学んでいることだ。その「学習」が活かせていないことが、誠に虚しい。
手洗い・マスク・免疫力を落とさず
やむなく「短歌」関係の集まりも中止を余儀なくされたが
僕たちはことばで自らを見つめて「待つ」ことを知っている。
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