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宮崎大学短歌会ー年忘れオンライン歌会「あたたかいもの」

2020-12-24
テーマ詠「あたたかいもの」
8首の心温まる作品たち
来年は対面歌会ができますように!

宮崎大学短歌会は今年最後の「年忘れ」歌会をオンラインで開催した。1月2月に数回は対面で実施したが、3月4月5月6月7月は前期の遠隔講義で学生らも苦闘していたためにほとんど開催できず、8月ごろからオンライン歌会を再開したという1年間であった。オンラインは各自が自宅で自由な裁量(途中入退室)で寛いで参加できるという利点はあるが、やはり物足りなさも感じざるを得ない。この年末はまだまだ感染状況が厳しい状況であるが、3月までには今年度卒業生のためにも附属図書館で対面で規模の大きな歌会を開催したい要望も出された。人間が直接に身体感覚など全てを動員して「会う」という行為の尊さを感じざるを得ない。今回はテーマ詠「あたたかいもの」に詠草8首の歌が並んだ。

素材としては「肉じゃが」「(肌の)ぬくもり」「焚き火」「赤い頰」「風呂」「湯」「ホットレモン」「カイロ」などであった。食べ物が多いのかと思いきや、湯水に焚き火・カイロなどの暖をとるものが複数みられた。また肌感覚とかむしろ「寒くて赤くなった頰」を描写することで「あたたかいもの」を表現した歌もあった。寒さや温かさの感覚は地域差も大きく、出身地によってその度合いが違うことが歌作にも読みにも表れていたようである。大学の所在地である宮崎市内では、冬でどんなに寒くとも氷点下になるかどうかという程度。北海道や長野の出身者の皮膚感覚との比較は誠に興味深かった。歌会を通じて会員の心は、少しは「あたたかいもの」になっただろうか。来るべき2021年の対面歌会を希求しつつ、今年の「みやたん」が幕を閉じた。

大自然の中に「あたたかいもの」を享受する人間
人と人とのふれあいが何よりもあたたかい
来年に向けて高校生との交流など新たな試みも模索中である。



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