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待つことは攻めること

2020-12-01
月末〆切の原稿を仕上げ
新しいものを待つ期待感を胸に
はや師走やっと師走

ふと身の周りを見廻して、ただよう「気」が変わったと思うことがある。何かに縛られて動けないでいる状態から、解放されたような感覚である。人は意志をもって選び取った時間や物と、流れに任せて仕方なく意志なきものに引き摺られていることがある。後者は「意志」がないだけに流れに任せてその後ろ向きな状況に置かれていることも多く、前者のように意識を覚醒させて時間や物事に向き合う必要があると思う。日に数度の食事でも、自らが「選び取った」という意志こそが「生きる力」になるのではないか。「何でもいい」では駄目で「何が食べたい」という意志が新しいものに出逢う原動力であり、生きるダイナミズムである。

ここ2年ほど大学学部の役職にあって、いつも時間に追いかけられているような感覚があった。しかし昨日の原稿への取り組みで、その「気」が一変したように思う。きっと「この時」を、僕は待っていたのだろう。ちょうど1年ほど前に、「待つ」ことをテーマに公開講義をしたことが懐かしく思い出された。ひとえに「待つ」といっても、色々な「待つ」があることに気づきはじめた。「待つ」ことは決して後退ではなく、攻めである場合も少なくない。今年のコロナ禍は、加速感ばかりがもてはやされる人類に「待つ」ことを考えさせるための「流行」なのではないかと思う。年末にしてようやく、僕自身のペースで「待つ」ことを自ら選択できるようになったのだ。

日々を待つことで攻める
微細な時間が豊かに生まれ変わる
2020という歴史的な1年があと1ヶ月となった。


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