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県内高校行脚ー高大連携へ向けて

2020-11-22
出前講義今秋5校へ
短歌が教師へ興味ある学生へ
宮崎の教育をつなぐための行脚

校種ごとの連携が様々な面で提起されて久しい。私立は従前から中高一貫教育を基本としている場合も多いが、公立でも「中等学校」として6年間を見据えた学校が多くなった。高校入試の隔たりがなく中学校時点で「先取り」などとして高等学校の学習課程内容も履修し、最終的に大学入試に有利な状況を作り出すというのが従来の「中高一貫」における一般的な方法であった。現に僕自身も私立中高一貫校で「大学入試実績」のみしか見据えない教育に携わっていた経験がある。ここでの違和感は前述した「のみ」である。「先取り」学習は一見合理的のようだが、理解できない生徒を切り捨ててしまう方策でもある。発達段階を考慮し「ゆっくり」学習したい生徒にとっては引き摺られてしまうごとき、苦難となってしまいかねない。

以上のような経験則があるのだが、ならば高大連携教育を円滑なものにすることが大きな課題であると気づかされる。中学校・高等学校で「入試問題」の枠内で正解主義に囚われた教育ではなく、各教科の真の目標を見据えた教育を実践できる環境を醸成することが求められよう。「国語」であれば「思考力・想像力・表現力」をどの領域でも備え、伝え合う力や言語感覚に長けた、古典から近・現代文学のジャンルを問わず興味関心の深い生徒らの育成である。端的にいうならば、短歌に親しむ生徒らはこれらの力と興味関心に溢れている。このような前提から宮崎県では「短歌創作」を柱にした「文学」を根底に据えた初等・中等教育を展開すべきではないかと思う。以上のようなことを考えて、この秋は県内5校の高等学校へ出前講義に赴いてきた訳である。

高等学校の「国語」を新しく
短歌に眼を開きそうな生徒らの視線
今週は県内高等学校国語科の先生方の研究大会での講演を控えている。


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