「全国高校生短歌オンライン甲子園」サテライト会場
2020-11-07
「全国高校生短歌オンライン甲子園」(11月7・8日YouTube配信)附属図書館でオンライン配信サテライト会場設営
イベント会場作りに勤しむ
コロナ禍でイベント開催の性質も新しいものとなったが、オンラインの普及は地理的な距離を縮め負担を少なく人々が交流できる機会をもたらした。来年に延期された「国文祭・芸文祭2020」のプログラムの一環であった前掲の大会が、「さきがけプログラム」として予定の日程でオンライン開催されることになった。宮崎の出場高等学校3校は市内の会場に集まるが、他県からの参加校はオンラインで参加する。全国で3箇所の短歌にゆかりのある土地で開催されている「短歌甲子園」、石川啄木の出身地盛岡、万葉集ゆかりの高岡、そして若山牧水の出身地日向である。今回は3大会の各優勝校が頂上決戦としてこの「統一戦」に挑むというわけである。
企画・運営を担当している県庁の方とここ数年間の交流があるが、何とか大会に大学附属図書館が協力できないものかとあれこれと模索してきた。そこで牧水短歌甲子園出身者もいる宮崎大学短歌会が高校生を応援できる場があればと、附属図書館にサテライト会場を設置してはということになった。大学講義も感染対応でオンラインと対面を融合して実施しているが、図書館利用の上でも感染対応の規約が整備されてきた。会場の収容可能人数の半分、座席には指定番号が付され行動履歴が追えるよう配慮されている。この日は夕刻から会場設営、担当学生とともに図書館事務長や係長が前向きに設営に取り組んでいただいた。いつしか文化祭前夜のような気分になり、小さいながらイベントが開催される喜びを久しぶりに味わった。
さあ高校生の熱き青春の短歌が楽しみだ!
今回は例年の審査員に小島ゆかりさんも加わった
土地をつなぐ人をつなぐ、そして短歌は時空を超える。
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