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筋トレ脳トレの原理

2020-10-17
机の引き出しに終われたままのペン
衣更えはするが着ない服
使わない方が疲弊し、書けない・繊維が弱ってしまう

最近、通勤の往復を自家用車ではなく徒歩にしている。1日の歩数は確実に1万歩を超え、身体各部の活性化と引き締まりを実感する。多く歩けば「疲れる」ということではなく、筋肉が使用されて一時期の筋断裂は起きるものの修復されることで強化される。たぶん歩数が多い分だけ、連動して脳も活性化しているのだろう。身の周りの物品を考えてみよう。長期間使用しないペンは、インクが固着して書けなくなっている。しばらく身に着けなかった服の繊維が、何年振りかで着用すると劣化していたことはないだろうか。革靴などもしばらく履かないでいると、妙に固くなり靴底のゴムの一部が剥がれたりした経験もある。人も物も使用し続けないと、衰えてしまうのである。

こう考えると人生はどうだろうか?一生にどれほど自分の能力を使い切るのだろう?若い頃は特に、苦労するであろう道を選択する方がよいように思われる。中高でも勉強だけでなく部活動とか、大学でも単位を取得するのみではなく社会経験や恋愛から学ぶことも多い。身体を使い脳を使う、筋繊維や脳の皺は刺激があればある程よいのではないか。ゼミ生への指導でも、敢えて厳しい道を勧めるようにしている。20代で十分なトレーニングが為されれば、その後も心身ともに活性化するように思う。高校教員だった際も生徒には、安易に推薦入試に傾くよりも厳しい難関大学一般受験を勧めた。難関入試を乗り越える力が、人生そのものの筋力脳力になるものだ。

荒波を越えて泳ぐことで鍛えられるもの
苦しい時は適切なトレーナーの助言があるさ
豊かな人生とは、狭き道・茨の道を歩いてこそなのだ。


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