貴重な朝を活かすために
2020-10-08
朝のルーティン毎日がハンコを押すかのように
制度に縛られなくなった今、自らのためにも
毎朝、起きてから大学に行くまでの行動は、ほぼ絵に描いたように同じである。目覚めて寝床で検温、一杯の珈琲を入れながら目薬をさし、カップを片手に書斎へ行きPCを起動させる。Webの主要な情報に眼を通して小欄を執筆。その後、コアトレとウォーキングにストレッチ。髭剃りをして朝食、洗顔を中心にシャワーを浴び衣服を整え、持ち物を確認して家を出る。大学ではほぼ決めた位置に自家用車を駐車し、メールボックスを確認して研究室へ。窓を開けて換気し床をモップ清掃し、PCを起動してメールチェック。必要な返信を済ませて、自らの研究か授業準備などその日にやるべきことへと移行していく。しめて概ね3時間半ほどの時間を要している。
友人のライターさんがTwitterにて「毎日、2万字を書くコツ」という趣旨の投稿にコメントしRetweetをしていた。どうやら、朝起きた瞬間から何事かをする前に「自分に悩む隙を与えない」状態で「あとどのくらいで休める」と自らをおだてて「指を動かす」のだそうだ。すると概ね4時間ぐらいで「2万字」を達成するのだと云う。非常勤講師時代は、朝から出勤ということも少なかったゆえ、似たような時間の使い方をしていたのを思い出す。文章を「生産」するのは、明らかにこのような朝の4時間程度が適しているように思う。言い換えれば朝の時間帯こそが、一番「世離れた」時間帯である。夜は1日の「社会生活」での出来事がたくさん脳に刻まれてしまい、決して生産性がよいとは言えない。世間では「朝は頭がボーとしていて」というが、むしろそれこそが純粋な想像を掻き立てるのかもしれない。前述した「出勤ルーティン」もよいのだが、考えようによっては朝の見直しを図ることも必要ではないかと思う。
睡眠のうちに前日の必要な記憶のみを整理するとか
社会や組織に触れる前の「ボー」とした時間帯
小欄が書き続けられるのも、その脳の使い方をしているからだ。
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