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いにしへ人に祈る秋の日

2020-09-27
平安朝文化を開眼させた偉人
そして近代短歌を開拓した歌人
彼岸花咲く山の辺の道へ

今月末で節目を迎えることもあり、また毎年9月17日に訪れていた「牧水祭」に行っていなかったこともあり、県北方面へ妻と両親を伴って出かけた。最初の目的地は延岡「今山大師」、東京在住時は「西新井大師」へと事あるごとに詣でていた。母方の祖母や曾祖母が「大師信仰」に厚く、僕自身も受験など人生の難所ではいつも気持ちを整理し立て直し冷静に前に進める状況をもたらせてくれていた。「今山大師」には日本一の「弘法大師立像」があり、延岡の小高い丘の上から遥か高野山方面へ眼差しを向けている。その威光と包容力に、また新たな気持ちが湧いてくるようであった。

参拝を終えて一路日向市の東郷町へと向かう。宮崎が生んだ国民的歌人・若山牧水の生家と記念文学館へ立ち寄るためだ。今年は新型コロナ禍のために命日(9月17日)に大々的な行事は行われず、小規模な献酒と小学生による歌の朗詠が行われた。しかし、やはりこの9月に当地へと一度は足を運ばないと、うたごころが晴れないような気分。日向市内から東郷町坪谷への道野辺には彼岸花が数多く咲き、田圃には黄金の稲が実っている。生家の牧水が座った写真がある縁側に触れ、また牧水が人生の行き先に苦悩した納戸で過ごしている日々に想いを馳せる。その後は若山牧水記念文学館へ、企画展として「牧水のふるさとの風景」絵画展が開催されていた。なぜかその絵画も秋の風景が多く、現実とともに坪谷の様々な秋が楽しめる二重な喜びを味わうことができた。

精神が再び湧き立つ場所
大きな力をもらい秋の気は充実する
いにしへ人の生き方に導かれて。


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