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発信する図書館へ向けて

2020-09-04
学生創発活動への活発な対話
Zoom参加も交えて可能性の模索
コロナ禍が変えた図書館の新機能とは・・・

「図書館は大学の心臓」などと学生時代から何らかで聞かされて、その生命の中心部で学問に勤しむことを自らの喜びとしていた。大学のシンボルたる時計の塔が見える位置の閲覧席を自らの「愛用席」と決めて、当時はまだ冷房などもないが大学の伝統が刻まれた館内で多くの本を読んでいた記憶がある。「図書館は資料を閲覧し自ら学ぶ処」であったが、時代とともにその機能が更新されつつある。副館長を務める所属大学の附属図書館も「共創の場」としての機能を意図して、この7月にリニューアルオープンした。「学生が集まり資料を持ち寄り語り合い演じ合い新たな発想に芽生えていく」そんな場を目指して他大学の見学も繰り返し、「新たな図書館」を創造した。

だが、「新しい」という概念がコロナ禍でさらに更新された。「人が集まる」ことが、現状では忌避されるべきことになってしまった。相互に喋れば飛沫が飛ぶことになり、身体的な「距離」も取らざるを得なくなった。人と人との対話交流を阻止するこの感染症は、人間が人間らしく生きるための方向性を阻止するという皮肉に満ちたものだ。しかし、「共創」を求めて来た僕らはこれを逆手に取るべく、さらなる新時代にも対応した図書館を創造しようとしている。館内に「オンラインスタジオ」機能を設置する。その場で制作した配信型の「ショートセミナー」や「テーマ対話」などの企画を計画し展開する。館内の「共創的使用法」などのフリー動画をホームページ等で閲覧可能にする。図書館情報を文学と関連させ、学生らの自由投稿を促す「図書館ラジオ」をWebで音声配信する。直接的身体的には集まれないならば、Web配信を活性化してその上で対話できる機能を充実させることである。いかに潮目が変わっても、如何様にも対応できるのが、まさに「共創」のあるべき姿なのである。

自由な発想の対話を「Katarai」という部屋で
この時宜に及びリニューアルした意味を
災い転じて福となす、ピンチはチャンスである。


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