Zoomで宮大短歌会
2020-08-01
何ヶ月ぶりの歌会だろうZoomを使用して宵のうち
短歌を語り合うことの楽しさ!
新型コロナ禍によって、大学のサークル活動も停滞を余儀なくされていた。通常であれば月2回ほどの定例歌会を開いていた大学短歌会も4月以降、なかなか活動を再開できなかった。もとより学生も教員も遠隔講義に与することで精一杯、サークル活動するまでの精神的な余裕がなかったのも事実である。しかし遠隔講義で得られた方法は、様々な応用を見せ始めている。Zoomなど同時双方向会議システムの利用は、気軽に大勢の会議を可能にする。講義での使用のみならず、これまでも僕自身は読書会や朗読会に対談まで、多くの方々と有効に利用し始めていた。
各自の自宅で暑さも気にすることなく、自由奔放に短歌を語り合えるのはある意味で便利である。詠草ファイルの共有をしチャット機能を使用して選歌投票し、得票数も即座にファイル上に打ち込むことができる。考えるにこのシステムの機能は、歌会のためにあるかのように独りよがりな考えにもなって来る。「蝉」「彼氏」「チェキ」「猫」「煮しめ」「ペットボトル」「ジャケット」「ゴールドキウイ」「ひづめ」など夏を意識した素材も含めて、学生らしい個性的な歌が並んだ。若さと潔さ、素朴で明らかな素材の中に核心がある。そんな印象の歌から、教えられることも多い。もちろん対面での再会をどこかで願いながら、Zoom宮大短歌会は来月からも続く。
歌は日々つくること
Zoomなら多様な学生との歌会も可能
新しい歌会様式を始めていこう!!!
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