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附属図書館リニューアルオープン

2020-07-16
「共創の場」として新たな機能
さらにはオンライン対応機能も附加すべく
2016年からの改修計画・創発考案の成果が今

改修計画についての検討会議の最初は「2016年でした」という館長の挨拶に、4年以上にわたり自らが関わってきたことを思い返した。大学に赴任してそれほど経たぬうちに、初めての全学委員として図書館運営委員になった。「国語教育・日本文学」という研究・専攻の上でも、大学図書館の運営には大変に興味があった。その「在り方」を考え大学の学びが大きく変革する時勢に併走し、単に本を読みひとりで学修する場ではない創発的な機能の充実を考案する日々が続いた。2年前からは「副館長」のご指名を受けたこともあり、図書館協会の主催するシンポジウムを東大まで聞きに赴いたり、同志社・玉川・早稲田などの私立大学の充実した設備や施設の概念の見学にも足を運んだ。図書館の改修は一日にしてならず、新たな方向性へ改善しようと努力しているところへ予算措置がなされる。紛れもなく5年以上の日々が、そこにあることが館長挨拶の間中、僕の脳裏に走馬灯のように流れていた。

新たな情報、新たな人々と出逢う、カフェやプレゼンテーションコートのある1階は「交流」の拠点となる。地元宮崎のテーマごとに分類した書籍の展示的配架、もちろん其処には「短歌県みやざき」もある。2階は「黙考の杜」従来の図書館のように静かに個々が学修するスペースである。キャンパス周囲の緑を見ながら。全ての窓際にカウンター席が設置されている。3階は1階での出逢いと2階での知識修得を展開する、まさに創発の場となる。米国福岡領事館の支援を受けた留学デスクも常設。5台のプロジェクターを備え遥か日向灘も見える「hidamari(陽だまり)」では、このコロナ禍で急に需要が高まった遠隔オンラインへの展開も期待できる。県内外の教育機関などの空間を五ヶ所までオンラインでつなぎ、多様な対話を創造する可能性がある。また土足禁止の「itanoma(板の間)」では、日本文化に根ざした企画や地域のお子さん連れのお母さんたちが読み聞かせをすることも可能だ。また多分野の教職員らがともに語り合い大学を創ろうと集う「katarai(語らい)」もある。各部屋の理念や名前そのものにも、この約5年間の個々の検討場面が思い返される。僕にとっては子どものような存在の図書館が、いま産声を上げたわけである。

県庁文化振興課の方々もオープニングに駆けつけてくれ
「短歌県」を始め知と文化の交流拠点として地域にも開いていきたい
学生・教職員のみならず多くの一般の方々にもご利用いただきたい。


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