太陽のたまごを東京へ
2020-06-28
宮崎が誇る太陽の恵み未だ感染が続く東京の街
宮崎に住む今を噛み締めて
新型コロナ感染拡大は新たな局面に入ったのか?全国的に経済活動の再開が促され、県境を越えた移動の緩和、人の集まる興行などが広まりつつある。宮崎をはじめ地方では新たな感染者はしばらく出ていないが、東京の感染者数はある程度の水準で下げ止まることもない。都が独自に決めていた「アラート」の基準値を超えてしまっているのではないかと窺われるが、どうも選挙などしていると新たな「警告」にはならないようだ。新型コロナ対応では、都に限らずこれまでいつでも「ご都合主義」がこびり着いてしまっているように思う。真に「専門家」と呼んでいる研究者の意見は反映されているのだろうか?などとあらゆる面で不信感が先行する。故郷でもあり親戚・親友・知人の多い東京は、誠に住みにくいことになっていやしないか。
最近は昨夏に宮崎へ移住してきた両親が、つくづく「宮崎に住んでいてよかった」と二人で語り合っていると云う。一般論として「宮崎の方が暑い」と見られがちだが、東京の「苦悶する暑さ」の中でマンションに籠っていた両親は、爽やかな自然の風が通る宮崎に住むことを心から希望していた。緑があり山も見え、そう遠くない海岸線からの海風は人に優しい。もちろん紫外線は強く交通網は不便で、多くの店が揃っているわけでもない。しかし地域の人々は優しく穏やかで心の交流もあり安らげる環境がある。僕自身の公募による赴任で偶然にも出逢った宮崎だが、両親を含めて此処に住む必然性があったとさえ思う今日この頃。母は東京に住む娘(妹)や叔母に従兄弟などにマンゴーが贈りたいと、この日は親友の専門店を訪れた。観光地たる青島にあるお店は、ようやく少しは観光客の足も戻りつつあるが、この間は厳しい状況を強いられたといつも聞いている。完熟な「太陽のたまご」はまさに名の通り、日向国の太陽の恵みである。東京へせめてこの自然の恵みが届き、不安が少しでも解消されればと願いを込めて。
観光立県たる宮崎の今後の生き方は
「いかに生きるか」を様々に問われる世情
マンゴー専門店の親友夫妻との語らいから学ぶものは多い。
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