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結ぶえにしの必然をみる

2020-06-14
この地にめぐり逢えたえにし
縁を結ぶことの偶然と必然と
生きる上で大切なひと

人生の歩みの中でどれほど住む場所に影響を受けることがあるか?また何度、住む場所を変えることになるだろう?同都道府県内での移動はさにあらず、転勤・結婚をはじめとする人生の転機で、住む場所が大きく変わることで生き方も左右されるのは必然であろう。だが「転機」が生じる際に自らの意図が加わる場合も少なくないが、偶然に左右される要素がない訳ではない。大学教員採用についてあれこれと思案し苦悩していた約10年前、当初は何も考えずに首都圏の大学への応募に限定していたが、次第に地方大学への拡大して応募すべきだという気持ちに変化した。そうした矢先に東日本大震災の大きな揺れを東京で体験し、自宅マンション高層階の書斎が大きな被害を受けたことで、地方でこそ生きるべきではないかと大きな「転機」を迎えた。

以後も首都圏の3校ほどで非常勤講師としての生活を2年間は続けたが、気持ちは「地方移住」へと傾く一方であった。寒暖や土地柄などその他の条件はあまり考慮もせずに、北から南まで多くの地方大学への書類を応募し続けた。関西圏で最終面接まで残り期待を抱いたこともあったが結果は「不採用」、やはり都市部に在勤居住することに縁はないのではと考えるようにもなった。その翌年、現在の宮崎での正式採用に至る好機を得ると、疑う余地は微塵もなく移住を決めた。「なぜ宮崎か?」その意味を当時はほとんど分からなかった。野球の日本代表キャンプにイチローさん観たさに1度行ったことがある土地で、研究と教育に従事することにもし尻込みしたら、このような素敵な人生を歩めていなかったであろう。「偶然」と思えることは、その後の生き方で次第に「必然」と確信することが少なくない。妻とそのご家族との出逢い、そしてまた姪っ子が同県内で夢を叶える職業に就くことができた。様々な糸は未来の1点で深く結びつくことがある、楽しい哉!人生!と声高に語りたい「今」がある。

義母と姪っ子との結びつきも
両親も長年住んだ東京からこの土地へ
妻との様々なえにしを確信するいま。


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