附属図書館カフェ グランドオープン
2020-06-11
長年の夢のような憩いの場所附属図書館入口にカフェが誕生
未だ遠隔講義が多く学生のまばらなキャンパスに
副館長を務める大学附属図書館が、全館のリニューアルオープンを前に目玉となるカフェがグランドオープンした。長年、キャンパス内にはゆっくりお茶を飲みながら寛ぎ談笑できる場所がなかったが、ようやく願いが叶った形となった。都会の大学がある街の著名なチェーンのカフェでは、大学生が学修する場所を求め常に満席な状況の場合が少なくない。自然豊かな我らがキャンパスには、学外にそのようなカフェも見当たらず、学生たちにとっても待望の環境ができたことになる。カフェを営業する業者も地域に根ざした会社であり、宮崎の食文化を意識したメニューを学生向けの価格で展開すると云う。本来ならオープンから学生が多く集まる場所となったはずだが、感染拡大防止の影響でまだ人影はまばらである。
窓際には外を向いた一人席、数人の席や大きめの平机もあり席のバリエーションも著名なカフェ並みの誂え。壁は木目を活かした明るい色調で照明器具もお洒落な印象である。僕も幾つかの大学図書館に視察に訪れたが、職員さんらがインテリアをはじめとする選定などに労力を惜しまずに尽力した成果が顕著である。全館がオープンした後、カフェ営業の時間は限定されるが学修場所としては24時間の開放を予定している。附属図書館が、新たな学生らの学びの活動拠点となることを目指したい。もちろん新型コロナ対策を考慮せねばならないが、それも踏まえた新たな大学図書館の運営を模索していくことになる。
この日は昼食にサンドイッチをテイクアウト
将来的には地域の人々の利用なども促進したい
ピンチはチャンス、新たな大学像を求めての開館を目指す。
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