日々の歩みを取り戻す
2020-05-24
月毎の平均歩数を見ると1月2月に比して3月4月5月の大幅な落ち込み
様々な状況が減退する世情のうちに
休日に地元の百貨店で買物がしたいという母の要望もあって、久しぶりに妻と父母と4人で街まで出掛けた。休業要請が解除され、百貨店も営業時間は短縮ながら再開されている。また諸々の飲食店も再開しており、いずれも今後の客足の回復に期待が寄せられる状況である。所謂「新しい生活様式」には十分に配慮しながら、社会生活をいかに取り戻すかを実感する日となった感がある。街中の蕎麦の名店に行くとそれなりに客足は戻っていたが、以前なら店外に客が並んでいるような店でも、なかなか「元通り」には戻っていないようだ。百貨店では母の所望する商品のフロアを巡り、その後は地下食品街で惣菜などを見て廻る。数ヶ月に及び家ばかりで過ごしていた父母は、やはり一定の時間を歩くのがキツいようで、特に父はすぐに椅子を求めるような状態であった。
地下食品街でも目ぼしいものが見つからず、結局は「家にいよう」というこの数ヶ月にもよく訪れた地元のスーパーに立ち寄って食品を購入した。僕たちの感覚が、やや内向きになっているのだろうか?夜になってスマホの「ヘルスケア」アプリを久しぶりに確認すると、平均歩数が1月2月をピークに3月4月5月と次第に大きく減退していた。その波が「緊急事態宣言中」に明らかに落ち込んでおり、まだ3月は1月2月からの意識が多少は継続していたことがわかる。特に今月は「遠隔授業」が始まったこともあり、授業はすれどPC前に座っているわけで、歩数が大きく落ち込んでいる。実感としてもカロリー消費はしないが、精神的な消費が大きいのがPCを介した「遠隔授業」だと思う。人は動かざる身体で心まで衰退するのであろう、日々を適切な歩数を確保する重要性を痛感する。父母にもぜひとも新たな段階となったことで、新たな健康生活を回復してもらいたいとつくづく思うところだ。
1月2月の平均歩数は「8000歩」以上
今月の平均は「5000歩」少々にしか
「3000歩」の違いが3年後には大きな差となると自覚しよう。
- 関連記事
-
- 誰もが当事者の立場で (2020/07/26)
- 元に戻れると思ってはいないか (2020/07/25)
- 土日の変革かくあるべきか (2020/06/15)
- オンラインで #出来ることからちょっとずつ (2020/06/09)
- オンラインへの誘い (2020/06/08)
- ゼロリスクなき前への歩み (2020/06/02)
- ピンチはチャンスー霊長類ヒトとして (2020/05/26)
- 日々の歩みを取り戻す (2020/05/24)
- 「科学的失敗」とは?岩田健太郎『感染症は実在しない』を読む (2020/05/07)
- なんかちょっと性格わるいんじゃん (2020/05/03)
- 「痛み知らぬは」十年前を今にあらためていく (2020/04/23)
- 見えない敵は己のうちにとは言うが (2020/04/21)
- 対面を模索して来た葛藤 (2020/04/18)
- コロナ以後の「ライブ性」 (2020/04/16)
- 「脱力状態」と「引き算の発想」 (2020/04/15)
スポンサーサイト
tag :