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遠隔授業のはじまりはじまり

2020-05-12
オンデマンド資料教材提示
そしてリアルタイムチャットワークも
発見ともどかしさの学びがはじまる

いよいよ所属の大学で「遠隔授業」が始まった。当初の授業開始日より約1ヶ月、実施する上での全学方針にも則り、学部でも様々な方針や施策の整備に取り組んで来た。全国どこの大学でもそうだが、急に降りかかって来た新たな模索である。だがICT機器の進化に伴いオンライン授業を推進していた大学では、研究者仲間の動向を観ても個々の努力はあるものの揺るがない姿勢で舵を切ったように見える。所属大学でもWeb上の学修システムに多機能性が整えられ、同時双方向の会議システムの提供など学内の各部署が最善の努力をしようとしている。いずこの大学でも十分な資源があるとは言い難いなか、与えられた道具と条件を最大限に引き出して実践に活かすのが、特に教育分野の研究者の根本姿勢ではないだろうか。

初日は新入生のオンデマンド授業。講義の確認事項がページごとに列記された、所謂プレゼンソフトをシステムへの負担を考慮して、PDFファイルに変換保存して掲載する。また約15分以内の「音声解説」をPC上のボイスレコーダーで録音し提供する。この2つを組み合わせると、さながら「ラジオ講座」のような形で学生は遠隔講義に臨める。嘗て僕が大学受験の折は、「旺文社ラジオ講座」というのがあってその実に巧みな弁舌の先生に憧れを抱き、都内の講習会で当該先生の講座を対面で受講し、その後も長い間お付き合いをさせていただいた。”あの”「ラジオ講座」を思い出し、無駄なく的確な音声解説を模索している。さらにリアルタイム(講義時間内)に、双方向で考えや質問のやりとりをする内容が求められ、この日は「チャットワーク」を設定した。簡単に言えば「LINE」のような形式で、課題テーマについて受講学生と担当者の間で多様な「対話」をする機会である。授業開始初日ということもあって大学のシステムに予想以上の負荷が掛かり、当初チャットの動きは重かったが次第に回復し、新入生らが「高校古典の学びの振り返り」について自由な意見交換ができた。この「リアルタイム」をどんな方式で実施するか、今後も様々な工夫と模索が必要であろう。かくして、遠隔授業の初日の日は暮れた。

学生らの実情を補うための追加資料も掲載
メールやシステムに設定した「掲示板」には質問も投げ掛けらる
「対面」を希求するのは簡単だが、日々の工夫に研究者・教育者としての矜持を!


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