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晴歩雨読の休日

2020-05-04
雨が降るのもまた良し
読書に集中できる家のうち
掃除や整理ののちに夜に晴れたら歩く

「晴耕雨読」という四字熟語があり、「晴れた日には外で田畑を耕し、雨の日には家にこもって読書に勤しむ。」という意味として一般的に通行している。その趣旨は「悠々自適の生活を送る」というものであり、中国の詩人・陶淵明が「帰去来辞」に記したように、「官」の仕事を辞して自由で「私」的な田園生活を求める「道家」的な発想だ。中国の長い歴史においては、常にこの「道家」と「儒家」の対照的な構図の中に文人は置かれ、ひとたびは官僚を目指すものの脱俗的に「悠々自適」を求めた詩人も多い。規則や建前に縛られ権威と利権を護る諍いの絶えない苦悩の社会よりは、まさに「悠々自適」な境地に身を置いてこそ、詩歌に勤しめるというものである。

連休に入り、この「悠々自適」に構えようかと自らに言い聞かせている。さすがに「農耕」に勤しむわけにはいかないが、散歩と適度な運動とともに、毎日の読書がこの上なく楽しみである。宮崎で雨の降った昨日はまさに「雨読」で、晴天よりも集中するような気もする。普段からの習慣として、読みたい歌集・短歌関連本そして雑書(今なら感染症関連の本)と概ね「三車線」を並行して走ることにしている。歌集は自らの創作を刺激してくれ、短歌関連本は歌の奥深さと人生に不可欠な嗜みだと悟ることも多い。雑書などと呼んでいるが、自らが存在する社会で直面した危機の真実と実際を知るためには不可欠だ。夕食の時間にもなると雨も上がり、食後は妻と自宅周辺の散歩へ。果たして「悠々自適」は叶えられているだろうか。短歌を「研究」と考えるなら「仕事」のうちでもあるのだが。

「農耕」の代わりに部屋の掃除なども
両親を交えた食事もまた楽しい
「悠々自適」まずは人として心穏やかに生きるべきだ。


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