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健康リスクの複合性

2020-04-29
1、生活習慣 2、感染症 3、環境汚染
4、食品汚染 5、ストレス(精神疾患)6、医療事故
7、アレルギー 8、災害・事故 (2004年厚生労働省白書より)

人の健康に生じる障害、その発生頻度や重大性などのことを「健康リスク」と呼ぶのだそうだ。手元の『日本大百科全書』(ニッポニカ)を繰ってみると、冒頭の厚生労働省白書に記された健康リスクの高い順番が記されていた。同百科全書に拠れば、その後の東日本大震災と原発事故、また台風などの自然災害に熱中症などによって「国民の意識は高まっている」とも記されている。気になるのはその先の記述で「人の主観にも大きく左右される」という部分である。既にSARSがアジアで致死率の高いと知られていた2004年頃の白書においても「感染症」は第2位であった。「ゼロリスク」を求めるあまり、「除菌」などの製品が世に顕在化したのもこの15年ほどということになろうか。潔癖な人で「吊り革や手すり」にも触れられないというような、日常生活への支障を「ゼロリスク症候群」とも呼ぶのだと同百科全書にはある。

この数カ月間で「健康リスク」順位の首位は、”瞬間最大風速”的に「感染症」であるだろう。しかし、これもまた「人の主観に大きく左右される」ことを実感する。当初は「インフルエンザ程度のもの」という楽観的な見方を耳にしたが、それも「インフルエンザ」を甘く見た考え方であろう。数カ月で終息するとか夏になればウイルスは減退するなども根拠なき楽観視であり、「長期戦」という構えが様々な方面から提起されている。その世情にあっても、あくまで個々の「主観に大きく左右」されている楽観的な見方に接することも少なくない。「ゼロリスク」はあり得ないと理解した上で、判らない敵と向き合うには「最悪」の事態を回避する行動が求められはしないか。考えるに「健康リスク」は個別事象ではなく連鎖的に僕らの健康に障害を与えるのではないか。冒頭の1〜8は、今回の「新型コロナ」においても複合的な「リスク」となって僕たちに襲いかかっている。

大河ドラマで「織田信長はうつけ」と評判で
周囲が侮ればしたたかに先鋭化したものだ
リスクは常に身近にあり、さればいかに行動すべきか?を常に考えよう。


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