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読めない未来のために

2020-04-10
「一寸先は闇」
まさに日々目まぐるしく情報は更新される
読めない未来のため何をしておくか?

「緊急事態宣言」が7都府県に発出された後にも、各地での感染拡大は止まるところを知らない。そんな趣旨の報道を耳にするのだが、至極自然な理と考えねばならないだろう。3月の3連休に東京などは多くの人出で「緩んだ」と危機感が強まったわけだが、そこから数週間が経過し「結果」が今表れて来ていると考えるのが穏当だ。いわば過去の誤りがようやく可視化されて来ている、「結果」が出た時は既に手遅れであることを肝に命ずるべきだろう。これは病巣の発見や組織などでの対応、人と人との関係においても同様なことが言えるのではないかと思う。厳しく悲観的な未来を予見し、予防措置としていかなる行動が選択できるか。あらためて人間社会における行動原理が、問われているのではないだろうか。

先手を打つこと、危うい状況の兆候が見えたなら即応して予防し未来を創る。思い立ったら躊躇してはいけない、「最悪」の事態も想定して取り越し苦労でも対応しておくことが肝要ではないかと思う。実行しない後悔より実行した後悔の方がよい、などと月並みに言われることを、あらためて十分に反芻したい世情である。まずは「後回しでよい」などとは決して思わないことだ。向き合いたくない物事の場合もあるだろう、その「嫌だ」と思うことこそをその場で避けることなく対応しておくこと。ここ数週間で身の回りに起こった様々な出来事から、そんな学びを得た気がする。もちろん、以前からこの傾向で行動していたはずであるが、より一層の「即応性」が求められる世界になったのだ。誰も何の「答え」もわからない現状の世界。数週間先の未来、来週がやり過ごせるための行動、そして今から始まる今日を明日のためにも行動する。時間の取り返せざる往来を、僕たちは即応し制御していくしかないのだろう。

将棋は詰んでからでは遅い
「覆水盆に帰らず」固定観念に囚われてはいけない
どんな未来を創れるか、その図式は大幅な改鋳を求められている。


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