読書と散歩と買い物と
2020-04-05
自宅近所の花だより電子書籍をはじめ読みたい本
食材を求め買い物へ
「自宅で過ごせ」というのが世界的な大号令になっている。家族以外の「他者と接触しない」と言い換えることもできるだろう。3月の最初からの休校措置に伴い、子どもたちも必然的にそんな生活が強いられている。TV報道で世界の情勢を観ると、オンライン(インターネット環境)による教育などが公共か私営かで開始されている国もある。大人を含めて「自宅で過ごして何をするか?」ここに各自の理性の根幹が試されているようにも思う。免疫力に配慮して十分な睡眠を確保し、栄養を気遣う食事を心がけ、心身が衰えぬように散歩で細胞と筋力と心を活性化し、今こそ読むべき書籍を読む。昨日の休日はこんな過ごし方ができた。
近所とはいえ、散歩すると様々な花が咲きはじめているのを知る。歩いていく道にその香りを楽しむことができ、各家の庭の花自慢をお裾分けしていただくような感覚である。公共の公園にも人影はまばらであるが、よい空気を吸いながら咲きはじめた桜を眺める。また日中のみならず、夕食後の散歩もいい。妻とともに夜桜を見つつ、人影まばらな大学キャンパスの「今日」を見廻ったりする。また、食材の買物は唯一、公共の場所に入り込む行動となる。スーパーでは、なるべく商品を手に触る回数を最小限として、レジなどでも列の前後は空けて並び、店員さんなどとも会話は極力避けるようにする。自宅では電子書籍でカミュの『ペスト』などを購入して読んでいる午後だ。
自宅でも心身を活性化させるよう
社会性を捨てねばならない辛さに向き合い
それゆえに人間の知性が試される時でもある。
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