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雑談力こそ実力なり

2020-03-21
特に目的などなくとも
自由気ままに話すことから
雑談が面白いかどうかが実力なり

最近は「雑談」の効用をひしひしと感じている。特にテーマも決めず、何とはなしに話していることから重要なヒントが得られることがある。生真面目に硬直した心身からは豊かな発想が出てくることもなく、奇想天外で悪戯めいた気分にこそ革新的な言動に導く力があるように思う。学生でもあれこれ話に来る者は、課題の進捗度でも目標の達成度も高い。自らの拙さを曝け出し語ることで、誤りを矯正し然るべき方向性が見え始めるものだ。無口で話さない者は、自らが置かれている位置がわからずどう進んでよいかもわからない。次年度からはさらに指導学生と雑談できる工夫をしようかと、画策しているところである。

僕が大学受験の際に講習でお世話になった英語の著名な先生は、講義以上に僕との雑談で教え導いたことが多かったと後によく回顧していた。講義が終わるとテキストに関する質問もないのに僕は必ず講師室に伺った。先生もよくわかっていて「質問はないのでしょ」と言いつつ、比較文学・言語の話題をよく「雑談」してくれた。そのまま最寄り駅までご一緒し山手線のホームでも雑談を続け、先生は内回り僕は外回りの電車に乗り込むまで雑談を続けた。中高教員になってからも大学院生になってからも、僕は先生のお宅にドーナツを手土産に年に数回は出掛けて、午後丸々をご自宅で雑談していた。これまで築いて来た研究の柱となる発想の多くは、この先生との「雑談」から得られたものといっても過言ではない。

新型コロナで「雑談」機会が奪われる
向き合い気楽に心を曝け出す時間
せめて家族で雑談を!


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