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人に向き合っているか

2020-01-14
飲食店の店員さん
事務的ではなく人に向き合う仕事として
そこにお店があるからではなく人のところへ行くのだ

新規開店をして評判だと云う飲食店に妻と行った。休日ということもあって混雑しており、座席が空くまで約30分、食べ物が来るまでにおおよそ1時間は要したであろうか。最初に案内された席が陽よけスクリーンは下ろしてあるものの、かなりの陽射しで一旦は座ったが眩しく注文後に新たに空いた席に移動したいと申し出てそれが叶った。しばらくすると陽射しのキツい席に若いカップルが案内されて、僕などは「若い人は陽射しにも強いんだな」などと感心していた。ところが暫くするとそのカップルに僕らが注文したのと同じ物が運ばれて、男子の方が頬張っているのに妻が気づいた。飲食店で自分たちより遅く来た客が、同じ注文品を先に食べてるというのは誰しも気になるであろう。たぶん、座席を移動する前に注文したことで店員さんが運び間違えたのではないかと僕ら夫婦は推測した。それにしても、同じメニューを注文しているとは偶然であるとは思いつつもである。

店員さんに確かめようと目線を送ると、それだけで店員さんも気づいたようで、「すいません、すぐに持って来ます」と言って注文品が比較的にその後すぐに届けられた。混雑した店内では、「場所」(席番号もついている)と注文品を対応させて意識しているのは十分に理解できる。僕も新任教師1年目の頃は、「この位置に座っている生徒」と「場所」で記憶していた経験がある。だが、やはり教師こそは「その生徒、その人」を強く記憶すべきと思い直し、新クラスを担任する場合、顔写真と名簿を存分に見比べて記憶してから4月を迎えるように心掛けたものだ。新学期が始まって生徒たちの発言とか反応で、次第にその記憶に新たな情報が付加され、ほぼ1週間程度で記憶は完全なものとなる。(もちろん時折、似た生徒がいて混同することがないわけではない)すべての人に向き合う仕事では、向き合う掛け替えのない「人」を記憶に刻むべきと思う。

どうやら、その店の食べ物とはあまり相性もよくなく
新しい物好きと高級食材とはいかに
僕らを「僕ら」と意識してくれる店が好きだ。


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