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学びたい志を繋いでいく

2019-09-27
知りたい学びたい高めたい
今の自分をもっともっと高く
生きる志を繋いでいくこと

9月も下旬となり、だいぶ涼しくなった。あの暑い夏の日の出来事が、次へのかたちとなって現実化してくる時期でもある。教員採用試験の結果発表を前に、大学院を受験する者は入試や合格発表の時期が続いている。「教師」という存在は一生が勉強である、と強く思う。「教える」は身勝手にあらず、教える者自身が「知りたい学びたい高めたい」という意識を持ち、日々興味津々に発見と驚きの日々である必要があるだろう。あまりメディア等で喧伝されなくなったが、「教員養成6年制」の構想について、まさに実情を踏まえて考えさせられている。現場から教員の人材不足が深刻であるという声が多く聞かれる一方で、大量採用による教員の質の低下も懸念される。大学院進学者で教員採用試験の合格者は、各県が「名簿搭載合格者」として2年間は採用へ猶予を与えて、大学院での学びの期間を経験させる策を講じている。

学部を終えた時点で、さらに「学びたい」と思うことが大変に重要であると思う。高校での進路指導においても、いわゆる「偏差値で輪切り」にして生徒が入れる大学、さらに言えば高校が進学実績にできる大学へ進路指導をする傾向が否めない。僕自身が高校教員の時は、4年間学んだ後の自らの姿を思い描き、そこでさらに「学びたい発見したい」と思えるような学部大学を選択するように促していた。教師として比較的その進路指導に説得力があったと自負できるが、それは自らが現職教員でありながら、再び大学院進学を敢行するという経験をしていたからである。確かこの9月下旬の時期、修士課程の一般試験当日は東京地方に台風が近づいていた。筆記試験を受ける教室の窓から、次第に強くなる風雨に試験会場の隣の工事中のクレーンが揺れるのが見えた。その10年後、僕はその揺れるクレーンが吊り上げて建てられた校舎の教室で大学非常勤講師として教壇に立った。10年の「学びたい」意欲が、現実化した象徴がその試験日と工事中の校舎である。

早稲田大学西早稲田キャンパス14号館
そして今、宮崎大学の教師志望の学生たちへ
「学びたい」志を強く強く繋いでいきたい。


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