思いもかけず伊勢海老が
2019-09-11
宮崎へ来た時から懇意にする人9月1日解禁の伊勢海老を2尾もいただく
ありがたき新しい明日へ
宮崎の何に惚れ込んだかといえば、間違いなく「人」である。もちろん「食」の豊かさなどの生活条件も大きな要因であるが、「人」が誠に「自然」と融合するように親和的であることは重要な要素だと思っている。もちろんその「人」にも負の面がないわけではなく、この素晴らしい故郷を誇れるように思えず自虐的で、考え方を新しくできない融通の利かなさなどには疑問を抱くことがないわけではない。だが、人間的な生活ができる時間が流れ、常に自然そのものに同化して生活していられることは誠に幸せであると思う。もちろん、短歌が盛んで多くの出逢いがあったことは、僕の人生にとってこれ以上ない幸福でもある。
宮崎に赴任した当初からお世話になっている方から、思いがけず伊勢海老を二尾もいただいた。一昨日配送されて、いただいた時にはまだ動いている新鮮な海老であった。東京に住んでいる際は、宮崎が伊勢海老の名産地などとはあまり知らなかったが、9月1日を解禁として現在では「本場」伊勢方面にも供給するのだと云う。宮崎牛もそうであるが、松坂牛の種牛になっていたり、根源的な自然は宮崎発というものは少なくない。都井岬の野生馬の棲息などは、こうした象徴的な事例なのかもしれない。早速に夕餉にいただいたのだが、その贅沢な食感は何とも筆舌に尽くしがたい。7年間の「人」との繋がりが、その味に沁み出しているような思いになった。
さらに宮崎を深く味わおう
多くの出逢った素敵な人たちともに
この地で生きる幸せを心から噛み締めて。
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