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使わないかばん

2019-09-09
倉庫に眠るかばん
既にキャスター部分が劣化して崩れる
使用せず動かない成れの果て

整理整頓・片付け・掃除をした後の、何とも言えない爽快感が好きだ。宮崎に越して7年目、仕事の流れに任せてなかなか本格的な自宅整理もできないままに過ごしていた。だがさすがに妻と「居心地のよい場所」を生み出したいと、大掛かりな整理に着手した。しかも頼れる援軍となる妻の母に貴重な休日ながら来てもらい、片付けは大幅に捗った。さらには妻の姉や甥っ子も玄関周りや駐車場を高圧洗浄機持参で、すっかり綺麗にしてくれた。一軒家というのは、あれこれ片付け・掃除をする場所が多いものだが、だからこそわかる家族のありがたみに、深く感謝する一日となった。

僕は、ほぼ”未踏”であったクローゼットの整理に専念した。そこには中高教員時代に修学旅行引率で使用していた、大きなキャスター付きボストンバックがあった。かばん類というのは、日常的に使用していれば生き生きとするが、いざ使用しなくなると埃をかぶり劣化が甚だしい印象になる。このボストンバッグも御多分に洩れず、特にキャスター部分が白く変色しプラスチック素材が溶解劣化して崩れていた。足腰を使わなくなってしまった移動を専門とする代物の姿は、誠に哀れ深いものがあった。それだけに、倉庫にこうして眠らせておくことの罪の意識を覚え、空気を動かすことの重要性を再認識した。

シンプルに生きやすい空間に
まさに「断捨離」で運気が開ける
宮崎での素朴な生活をさらに見直してみよう。


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