故郷のありがたきお店
2019-08-31
いつも支えてくれて来たいくつかの笑顔とプロ意識
ありがたき故郷のお店
「顧客」「常連」などという語彙では表現できない、人生において外せないお店が何軒かある。既に宮崎に住んで7年目だが、1200kmの距離をものともせず通いたい故郷のお店らである。それぞれに業種も違い、それぞれの歩みがあるお店であるが、いずこも温かいお気持ちで居心地がよい。あるお店の店主とは既に30年以上のお付き合いで、「親友」という関係を通り越した人生の友である。またご家族総出で賑やかに営業しているお店には、家族の理想像をいつも見せてくれている気がする。そして、静かな路地に佇む清楚で気品ある空間は、まさに人生を楽しむための仙郷のようだ。
人生には、いくつも節目や越えるべき関門があるのだろう。そんな折にいつも心の支えになって来た場所。営業という利害など超えて、身を浸したい場所。ただただ無条件に、店主の笑顔が見たい場所。今僕自身が、現在の職業で現在の境遇に至ることができたのは、明らかにこうしたお店の存在に支えられているのだ。その包容力は、僕のみならず伴侶の存在を正面から受け止めてくれる。お店のみならず、常連仲間のありがたき厚情もあり。お店に置かれた僕自身の著書を見直して、さあまた新たな著書を書かねばならぬと意欲が湧き出すのである。
二輪の薔薇の花も美しく
人生には必ず「泉」が必要である
さあ、また新しい旅が始まる。
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