終わらない八月
2019-08-30
あれこれと〆切も多くオープンキャンパスに免許状更新講習
何かと校務もあって・・・
もう既に小学校・中学校は、新学期を迎えているところも多い。9月1日が「始業式」と云うのもかなり過去の話である印象だ。授業内容や学校行事も多く、このくらい時間を確保しないと消化できないのだそうだ。詰め込み主義には問題ありとはかなり以前から指摘されているが、社会的な変革もあってか、「学校」がやるべきことも年々に肥大化しているように思う。「夏休みの宿題」もかなりの分量であるらしく、小学生・中学生の「忙しさ」も計り知れない。僕らの時代の小学生は、かなり時間的に余裕があったと回想できる。夏休みは、母方の従兄弟の家に裕に10日間ぐらいは行っていた記憶がある。その間に「背が伸びた」と自覚するぐらい成長を実感できる夏休みだった。
そんな「昭和」な時代は、世間では「教師」も夏休みが十分にあって羨ましがられるような風潮もあった。実際に長期休暇は海外旅行三昧で、新学期の最初から何時間かはその話題の雑談しかしない先生もいた。そんな極端な「教師」を礼讃するつもりはないが、現在の長期休暇は教師も時間に余裕がなさすぎる。今でも「大学教員」は休みが多くてよいと世間に思われがちであるが、それも見当違いが甚だしいことだ。8月10日頃までは定期試験にオープンキャンパス、お盆に入っても試験・レポートの評価は終わっていない。そうこうしていると教員免許状更新講習が始まる。僕の場合、今週は学内外での会議が多くあった。まったく「終わらない八月」を過ごしており、なかなか脳内が研究専心モードにならない。時代の宿命といえば、それまでなのだが。
本気で休暇を上手に取ろう
時に脳内を緩ませなくては
暦の上では八月もあと二日である。
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