ありがたき個への眼差し
2019-08-08
パーソナルトレーニング個の身体やその日の状況に合わせて
集団ではできない癖への指摘や段階的な方法
月に3〜4回、ほぼ週1回の頻度でパーソナルトレーニングを受けている。そこで指摘されることや方法に基づき毎朝、小欄を書き終えると約20分〜30分でコア部分を中心に呼吸法を活かしたトレーニングとストレッチを励行している。この脳と身体の双方のアップなくして、僕の1日は始まらない。「パーソナル」を受けるようになって痛感したのは、身体は生活の中で日々まったく違うコンディションであると云うこと。その硬さ柔らかさ、筋肉の動き方、等々、姿勢そのものが持っている癖によって、関節などが歪められていることもある。動作によっては、自分で「良かれ」と思っているものが、まったく反対であったりすることもしばしばである。
以前はスタジオの集団トレーニングこそが、自らを律して奮い立たせるゆえに効果的だと思い込んでいた。トレーナーさんの技量にもよるが、フォームのチェックポイントを紹介され「人の振り見て」省みることで「良い姿勢」なのだと傲慢になっていた。個々にその場その場で指摘を受けないと、なかなか「自己」の身体はどうなっているのかがわからないものだ。たぶん身体トレーニングに限らず、あらゆることでこのような「思い込み」で実行してしまっていることがあるのかもしれない。例えば、スクワット一つの姿勢にしても、腰や膝の痛みを回避する適切なものと思い込んでいると、まったく逆な骨盤の位置どりをすることを指摘され、驚きに近い発見をすることがある。自らが創作する短歌もそうであるが、「思い込み」ではなかなか他者にその心は伝わらないのである。
下半身の「今日」の柔軟性は?
できなかった姿勢ができるようになっている見極め
「集団」「全体」での思い込みは、身体のみならず誠に危ういものと知る。
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