九州の神さま
2019-06-29
あの2012年夏福岡・三池・長崎・天草・水俣・佐賀・太宰府
九州の神さまに呼ばれて
もう7年前の夏のことだ。お世話になっている大学教授とその友人、そして親友の落語家と4人で冒頭のように九州周遊の旅に出た。8月9日には長崎の平和祈念式典にも初めて参列した。親友の落語家は、まさに噺を自でいくような言動が続き、教授らに「いじられる」日々が続き、記憶に深く刻まれた旅であった。長崎のみならず、水俣病センターでのフィールドワークや吉野ヶ里や太宰府での歴史探訪は、歴史オタクの落語家とともにいるだけで、実にワクワクするものがあった。
たぶん「九州の神さま」がいるとしたら、その際に僕はたいそう好まれたのではないかと思う。相思相愛、僕も九州がこの上もなく好きになった。昨日、あらためて新しく改装された福岡空港に降り立ち、こんなことを考えた。夏の旅の数ヶ月後、宮崎大学の採用に応募し神さまの思惑通りに宮崎に居を構えることになった。宮崎での多くの出逢いに恵まれ、現代短歌や若山牧水に出逢い直した。柳川出身は北原白秋、そして「令和」の典拠となった梅歌宴は太宰府で催された。和歌短歌という赤い糸が、僕に九州の地をさらに好きにさせた。
本日は福岡教育大学へ
多分野の研究者とも繋がっている
古来から大陸との交流窓口である九州はこの上もない魅力に満ちている。
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