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いつからでも人生は変えられる

2019-06-27
身に授かった天命は何か?
いつどんな出逢いで気づけるだろうか
いつでも人生の時間は前に進んでいる

宮崎県内のある市長さんが大学に来訪し、地域の魅力や特性、自らの歩みを紹介する企画があった。かねてから同市には様々な機会にお世話になっており、来校されるならぜひお会いしたいと思っていた。学部の会議が重なっていたが、それを終えてから企画の終盤に顔を出すことができた。入口付近の会場片隅で話を聞いていると、市長さんの同市への愛情がひしひしと伝わって来た。全国には行政の長たる人は多々あろうが、これほど愛情を持って携わっている方はどれほどいるだろうかと思う。何よりも自らの人生の中で、「天命」を発見したように生まれた街の発展に取り組むといった生き方にこそ幸せがあるように映った。

かのイチローさんは、「好きな野球をやっているのだから」とあらゆる面で「プロ意識」を絶やさなかった。人それぞれ様々な状況はあろうが、仕事は好きなもの、やりたいものを選ぶべきであろう。社会的な体面や体裁を繕えば、自らの「やりたい」は遠退いてしまう。「好き」ならば多くの苦難があっても、乗り越えることに爽快さを覚える。いつでも向き合いたい事に出逢う、それを探すか探さないかの差も大きいように思う。ただ考えているのみならず、行動してみること。動きながら考えれば、次第に「目鼻立ち」はついて来るものだ。木彫りをする際にも、最初から細部を彫り込むことはしない。まずは粗々と大概の形をつけていく、何ができるかわからないうちにふと形が見えてくることがある。この段階で「目鼻立ち」がつかないと、諦めていないか。ゆっくりでいい、自らの内部も観察しながら彫り続けるがごとくに歩むのである。

愛すべき人と愛すべき土地で
細部から入るな、粗々にめげるな
他者の歩みに自らの人生を重ねて。


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